司法試験予備試験の予備校おすすめ【2023年】人気9校の講座内容と費用を徹底比較

司法試験・予備試験の難易度は最難関クラスで、合格している社会人や学生の多くは大手の予備校を利用しています。

予備校のメリットは試験に合わせた学習ができることで、独学に比較しても高い合格率を誇ります。

ただ最難関の資格試験対策のコースになるので、司法試験・予備試験の講座費用は決して安くありません。

今回は司法試験・予備試験の予備校をピックアップし、講座内容や費用などを徹底比較して費用対効果が高いおすすめを紹介します。

今回の予備校・通信講座のおすすめをピックアップするにあたり、現在、予備校・通信講座を利用している社会人や学生、司法試験に合格して弁護士として活躍されている方に取材させて頂きました。

社会人や学生合格者からの評価が高かった、おすすめの予備校7校を紹介します。

目次

司法試験・予備試験の予備校を比較【おすすめ7校 】

司法試験・予備試験の予備校選びなら、この7校から検討することをおすすめします。

実績、講義の質、サポート体制などが充実している予備校をピックアップして紹介します。

アガルート

アガルートは、通信講座と通学(マネージメント)を行っている司法試験予備試験に強い予備校です。

難関試験対策で最も伸びている予備校で、費用対効果はかなり高いおすすめです。

合格率

アガルートは司法試験の合格者数が高く、司法試験予備試験の合格者占有率が47.8%(令和3年)も占めています。

カリキュラム

法律の知識がない方でも1年間で予備試験の合格を目指すカリキュラムとなっています。

1年で合格を目指せる理由は、豊富な経験をもとに作った合理的なカリキュラムと受講生が効率的に学習できるスケジュールにあります。

講師陣

アガルートの特化すべき点として講師陣の質の高さもあります。

現行(新)司法試験の合格経験が講師としての最低限の資格であるため、最新の知識や試験対策に熟知しています。

講師陣が作成したフルカラーテキストも受講生から好評です。

フォロー体制

フォロー体制も万全で、質問は何度でも無料・毎月1回のカウンセリングなどを実施して学習をフォローします。

予備試験でポイントとなる論文対策も、100通にもおよぶ添削指導を行うのはアガルートの強みです。

無料受講相談(電話・Zoom・メール)も行っているので、コースについての悩みを気軽に聞けるのも特徴です。

費用

今なら早期価格30%offのキャンペーンも実施しています。

コース料金
予備試験1年合格カリキュラム714,560円(税込)
予備試験1年合格カリキュラム
マネージメントオプション(通信)
1,384,460円(税込)
予備試験1年合格カリキュラム
マネージメントオプション(ラウンジ指導)
1,865,710円(税込)
司法試験 総合講義300/全7科目323,400円(税込)
法科大学院入試 専願カリキュラム522,060円(税込)

予備試験1年合格カリキュラムで合格すれば、合格者特典として司法試験講座20万円分プレゼントされます。

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アガルートの口コミ

マネオプで用意されたカリキュラムをこなしました。今振り返ると、インプットとアウトプットを並行して行う勉強方法はとても効率的・効果的だったと強く感じます。また、対面での指導では,例えば解釈は文言と趣旨から導くといった本当の基礎から丁寧に教えていただき、正しい学習の姿勢を自然に身につけられました。予備試験までの道のりは長く、息切れすることもありました。復習のたびに定着していない重要な知識を発見して、こんなことで大丈夫なのだろうかと不安を覚える日々。それと同時に、新たな発見に触れられる喜びもありました。ラウンジの先生方は、そんな僕にとって本当に心強い存在でした。先生方の支えがあったからこそ、諦めずに頂上まで辿りつけたのだと心から思います。

アガルート 合格者の声より

合格の決め手はどう考えてもマネージメントオプションであると思います。

指導していただいた先生は受講から予備試験論文までの前半の方は渥美先生に指導していただき、後半の方は石橋先生に主に指導していただきました。

アガルート 合格者の声より

働きながらの勉強でしたのでスキマ時間をフルに活用しました。

朝起きて家を出る前の時間に起案、電車通勤の時間にタブレットで講義視聴、お昼休みに講義視聴またはその復習、帰宅後に残りの復習という風に工夫して勉強していました。

少しでもスキマ時間が出来ると勉強できるというありがたみを感じて勉強しておりましたので、私の性格上ダラダラと勉強するよりもかえって良かったのではないかと思っています。

アガルート 合格者の声より

アガルートの合格者は、そろって講師の質の高さとカリキュラムを評価しています。

合格実績と最新の学習カリキュラムを誇るアガルートは司法試験予備試験の予備校で最もおすすめです。

アガルート

伊藤塾

伊藤塾は、通信と通学で司法試験予備試験の対策ができる予備校です。

合格者数は圧倒的でおすすめなのですが、費用は断トツに高いので予算次第と言えるでしょう。

合格率

伊藤塾は予備試験・司法試験ともに高い合格率を誇っています。

2021年の司法試験合格者が1,137人で、とくに大学在学中の合格が91.6%と圧倒的です。

カリキュラム

受講生のレベルに合わせたコース設定となっていて、伊藤塾長クラスの司法試験入門講座は2年で合格を目指せるカリキュラムになっています。

通信講座の授業はライブ講義の録画になるので、通学と同じ臨場感を味わうことができます。

講師陣

伊藤塾長を始めとした実績豊富な講師陣は、司法試験予備試験の他の予備校の中でも秀逸です。

全員が司法試験に合格しているだけではなく、その多くが現役の弁護士であることも特徴です。

人気の高い呉先生など、丁寧でわかりやすい授業も好評です。

フォロー体制

通信向けの学習フォローとして「質問制度」があります。※1日平均1件の質問までが推奨されていました。

その他にカウンセリングや受講生同士の意見交換(マイページ)なども行っています。

費用

伊藤塾では特別サポートとして最大12万円を受講料から免除するキャンペーンを行っています。

コース料金
司法試験 入門講座 2年合格コース 【伊藤塾長クラス】
本科生+リーガルトレーニング WEB受講
1,299,900円(税込)
司法試験 入門講座 2年合格コース 【伊藤塾長クラス】
本科生+リーガルトレーニング オンラインライブ(東京通学オプション)
1,339,900円(税込)
司法試験 入門講座 予備試験1年合格コース
本科生+リーガルトレーニング オンラインライブ
1,299,900円(税込)

伊藤塾の司法試験予備試験講座をチェックする

伊藤塾の口コミ

伊藤塾は、テキストの有用性や講義のわかりやすさもさることながら、伊藤塾スタッフの方が献身的にサポートしてくださる点が非常に良かったと思っております。卒塾生も伊藤塾に恩義を感じている人が多く、あまり文句を言っている人が周りにいないことも伊藤塾の素晴らしさの証左だと思います。司法試験に向けて、伊藤塾のテキストなどを引き続き使用しながら頑張りたいと思っています。

伊藤塾 合格者の声より

伊藤塾を利用して最もよかったと思う点は,縦・横に人脈を広げることができたことです。困ったときにスタッフの方に相談すると,適格なアドバイスができる先輩を紹介してくださったり,同期といろんな段階で助け合うことができました。ゼミ長をはじめ,様々な先輩・同期とつながることができなければ,今の時期で予備試験に合格することはできなかったと思います。本当に感謝しています。 伊藤塾はゼミが充実していますので,ぜひ積極的に参加するのが良いと思います。私も,今後は先輩方のように後輩を助けられるようになりたいです。

伊藤塾 合格者の声より

合格までとにかくサポートを続ける伊藤塾の誠実な姿勢に本当に助けられました。安心して勉強を続けられたのは間違いなく伊藤塾のおかげです。最後まであきらめないという精神をサポートする体制があるからこそ、そのようなメッセージが伝えられるのだと思います。また司法試験に向けても引き続き無償のサポートが手厚く、今現在も非常に助かってます。心よりお礼申し上げます。

伊藤塾 合格者の声より

伊藤塾は将来的なビジョンまで考えて学習ができると評価されています。

通学型の予備校なので料金は高いですが、実績と合格の先まで見据えた学習ができる伊藤塾は司法試験予備試験の予備校として選択肢の一つにしてほしいです。

伊藤塾

STUDYing(スタディング)

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STUDYingは、通信講座で人気の高い資格の予備校で、司法試験予備試験にも力を入れています。

正直、STUDYingだけでは十分でないかもしれませんが、費用が圧倒的に安いので予算重視の方におすすめです。

合格率

STUDYingの司法試験予備試験の合格率は明記されていませんが、受講生は伸びています。

最新のデータは見つからなかったので、見つかり次第、更新したいと思います。

カリキュラム

STUDYingはスキマ時間に無理なく学習できるをコンセプトにしています。

スマホで学習できるスタイルは、通勤や通学時間に活用できるので学生やサラリーマンから高評価です。

講師陣

講師は司法試験合格しているので、実績としては申し分ありません。

フォロー体制

STUDYingは他の予備校のように、講師への質問などはできません。

ただし学習レポートで進捗の管理や、他の受講生とつながる勉強仲間機能があり、モチベーションを上げる工夫がされています。

費用

コース料金
予備試験合格コース(基礎)89,100円(税込)
予備試験合格コース(総合) 134,200円(税込)
司法試験合格コース(総合) 119,900円(税込)

STUDYingの講座に申し込む⇒

STUDYingの口コミ

他にも使用した基本書やテキストはありますが、勉強はスタディングの教材を中心に行っていました。仕事をしながらでも、限られた時間で合格できたのはそのおかげが大きいと思っています。

スタディング 合格者の声より

過去問の繰り返しのほかに、スタディングの論文用講座を利用した。記憶の整理に役に立った。インプットが不完全であったとしてもアウトプットを多用することで、知識の定着につながった。

スタディング 合格者の声より

STUDYingはインプットとアウトプットが効率的に行える仕組みが受講生から好評です。

料金が安くスマホでも効率的に学習したい人におすすめの予備校です。

STUDYing

資格スクエア

資格スクエアは通信講座で司法試験の対策を行っている予備校です。

オンラインシステムが優秀で、司法試験・予備試験の合格者も毎年出ています。

合格率

資格スクエアの司法試験予備試験の合格率は明記されていませんが、毎年合格者を輩出しているので実績はあります。

カリキュラム

資格スクエアは、範囲の広い司法試験予備試験を最短ルートで学習する合格ロードマップが特徴です。

勉強の進め方や教材など、合格に必要な情報は全て揃っています。

講師陣

看板講師の高野先生を中心に、司法試験予備試験の実績がある講師が揃っています。

フォロー体制

学習進捗相談や講義画面からワンクリックで質問できる仕組みなど、フォロー体制が充実しています。

費用

コース料金
個別指導つき 逆算プラン643,500円(税込)
個別指導つき 逆算プレミアム987,800円(税込)
独学プラン547,800円(税込)

資格スクエアの講座に申し込む⇒

資格スクエアの口コミ

高野先生の講義が素晴らしかったことと、レジュメを見ながらの授業は耳と目で理解できるのですごく分かりやすかったです。

あと、3倍速にできるので見直したい箇所にすぐ飛べて復習しやすかったです。レジュメを使っているから遡りやすいのも復習するには良かったですね。

高野先生のしゃべり方が聞きやすかったので倍速でも聞き取れるのは助かりました。

質問機能もよく使っていましたね。回答が早かったのが良かったです。

資格スクエア 合格者の声より

弁護士や裁判官に対する憧れから法曹の世界に進もうと思いました。コストパフォーマンスの良さが魅力でした。基礎講座、基礎問演習のおかげで、かなり早い段階で過去問にチャレンジできる力がつきました。また、過去問の動画添削は非常に役に立ちました。

資格スクエア 合格者の声より

大学生からの支持も高いのが資格スクエアの特徴です。

講師と講座の質が高く、独学プランならリーズナブルな料金で司法試験予備試験の対策ができるので予算を抑えたい人におすすめです。

資格スクエア

LEC 東京リーガルマインド

LECは通学と通信で司法試験の対策を行っている予備校です。

実績は十分にあるのですが、最近は看板講師が移籍することも多いです。

合格率

LECの司法試験予備試験の合格率は明記されていませんが、1993年~2019年の大学在学中の合格者排出は5,182名でした。

最新のデータは見つからなかったので、見つかり次第、更新したいと思います。

カリキュラム

LECの特徴として、法律基礎全7科目を一人の講師が担当するシステムがあります。

担当が一人になることで授業の質に一貫性が出るため、理解度が高まることが期待できます。

講師陣

経験豊富な講師陣が揃っています。

人気講師は他の予備校に移籍するなどありますが、その人たちのノウハウを受けついているので質は問題ありません。

フォロー体制

LECはインターネットフォローで受講生をサポートします。

講義に関する質問や相談など、インターネットで解決できる仕組みがあります。

費用

コース料金
予備試験・法科大学院共通 1.5年合格コース
通信DVD
1,323,300円(税込)
予備試験 1年合格専用コース
通信DVD(答練・模試自宅受験)
1,323,300円(税込)
予備試験・法科大学院共通1年スピードマスターコース
通信DVD(答練自宅受験)
1,210,000円(税込)
予備試験・法科大学院共通 法律科目基礎パック
通学(DVDフォロー付)答練会場受験
757,900円(税込)

LEC

Wセミナー

Wセミナーは司法試験指導を長年行っており、司法試験対策参考書も多く出版している予備校です。そのため、司法試験受験生の間では広く知られた存在です。

合格率

Wセミナーの予備試験・司法試験合格実績には不明な点も多く、実際にどれくらいの人がWセミナーの司法試験対策講座を利用して司法試験・予備試験に合格しているのかというデータは公表されていません。

カリキュラム

初心者向けに2つのコースを用意しており、初学者の方でも手軽に学習を始めることができる点が挙げられます。

講師陣

非法学部出身の御堂地雅人講師や小堀信賢講師といった講師も多いことが特徴の一つです。

法律知識0からでも司法試験合格へと導いてくれる講師の指導を受けられるのもTACの魅力といえるでしょう。

フォロー体制

特に「ハイブリッドコース」は、法学部出身ではなく予備試験経由で司法試験に合格した御堂地雅人講師が担当しています。

そのため、初学者の苦労しがちなポイントを身をもって知っているため、法律学習が初めての方でもじっくりと知識を習得することができます。

費用

「予備試験2年合格スタンダードパック」のWeb講座が549,000円(税込)、DVD講座なら679,000円(税込)となっています。

コース早期申込価格
予備試験2年合格スタンダードパック499,000円(税込)
DVD通信講座629,000円(税込)
ビデオブース講座499,000円(税込)
司法試験講座323,400円(税込)

Wセミナー

辰已法律研究所

辰已法律研究所は、1973年に開校した歴史ある老舗の司法試験予備校です。

これまでに数々の司法試験合格者を輩出しており、いまなお多くの受験生から支持を集めています。

合格率

辰巳法律研究所の入門講座などを使用して予備試験・司法試験に合格したという声はほとんどありません。

しかし、答練が非常に人気であることから、他の予備校の講座の受講生も、答練は辰巳で受ける場合が多々あり、それを含めるとかなりの実績となっています。

カリキュラム

辰巳法律研究所は、様々な書籍を出版しています。書籍を多数出版しているだけあり、テキストの評判が良い講座です。

講師陣

辰已法律研究所の強みは、なんといっても長年の受験指導で培われた豊富なノウハウ。

50年近くにわたり、司法試験に関する指導を行っている予備校は他にはなく、他校が真似しようにもできるものではありません。

フォロー体制

講座の受講は通学と通信(WEBまたはDVD)の2パターン。自身の学習環境・スタイルに合わせて選ぶことができます。

費用

日本の司法試験の予備校として45年以上の豊富な実績を持つ辰巳法律研究所の予備試験専願コースの料金は468,000円~821,500円です。

コース料金
予備試験専願 ハイスピードスキーム542,600円(税込)
予備試験専願 短答1年突破スキーム468,000円(税込)
予備試験/上位LS併願
スタンダードスキーム
821,500円(税込)

辰巳法律研究所

資格スクール 大栄

資格スクール大栄も司法試験予備試験対策講座を提供しています。

資格スクール大栄の講座は基本的には資格スクエアの吉野勲講師が行います。

カリキュラム

7科目を高速でインプットする約300時間の基礎攻略講座と、論文式試験問題400題を制覇するための約120時間の論文攻略講座を学ぶことができます。

講師陣

資格スクール大栄の講座は基本的には資格スクエアの吉野勲講師が行います。
講義の質では資格スクエアと同等以上になることは考えにくいでしょう。

フォロー体制

通学(個別のオンデマンド講座と教室でのライブ講義)と通信(オンラインレッスン)の3種類の学習スタイルから選べます。

費用

資格スクール大栄の司法試験予備試験対策講座の料金ですが、個人に合わせた最適なプランを提案される形になるので料金プランは掲載されていません。

コース料金
司法試験 予備試験対策コース874,170円(税込)

大栄

BEXA

BEXA(ベクサ)は株式会社BEXAが運営するオンライン学習プラットフォーム。

2015年設立と比較的に新しいサービスで、厳密にいえば予備校ではありませんが、近年注目を集めています。

合格率

BEXAは一般的な予備校や通信講座とは異なり、あくまで講座のプラットフォームであるため、サービス全体のデータ(合格率など)は公表されていません。

カリキュラム

一般的なオンライン型の講義では、受講生はただコンテンツを見る・聞くだけ受身の学習スタイルになりがちでが、BEXAではその弱点を補うため、答案添削システムやプラットフォームを通じて講師と無料のやり取りができるなど、双方向的機能が設けられています。

講師陣

司法試験・予備試験の対策講座を40人以上いる講師の中から自分で選ぶことができます。

フォロー体制

大手予備校で講師を務めていた超有名講師が講義を配信していたり、講義だけでなくテキストを販売していたりします。

費用

セットプランが268,000円~、単科講座が1~7万円、一番安くて3,000円から販売されている講座もあります。

コース料金
中村充『4S基礎講座』
7科目セットプラン
268,000円(税込)
辰已法律研究所『原孝至・基礎講座』
9科目セットプラン
443,100円(税込)
【第2期】吉野勲『司法試験道場』基礎プラン318,000円(税込)

BEXA

各項目別に予備校を比較

どの予備校・通信講座を選ぶかは、それぞれの特徴や違いを把握しておくことが大事です。

特に以下のポイントはしっかりと押さえておきましょう。

合格率(実績)合格者数や合格率が高い予備校
講師講師の評判(看板講師がいるかなど)
教材・テキストテキストの量、図表、刷色
サポート答練・添削、フォロー制度
費用講座の費用

各予備校によって違いがあるので、それぞれの項目でどの予備校がおすすめか説明していきます。

講師

難易度の高い司法試験・予備試験はインプットがとても大事になります。

看板講師と呼ばれる先生がいる予備校は、受講生からの人気も高いです。

予備校講師・人数
伊藤塾呉明植先生のインプット授業は業界No.1と定評。
伊藤真塾長の授業も丁寧でわかりやすいと好評。
アガルートLECで活躍した工藤北斗先生の講義は無駄がなくわかりやすいと好評。
資格スクエアLECや伊藤塾で活躍した高野泰衡先生の講義はわかりやすいと好評。
辰巳法律研究所法律の知識が豊富な福田俊彦先生の無駄のない講義が好評。 
LEC看板講師は不在だが、武山茂樹先生や赤木真也先生など安定感のある講師が揃っている。
Wセミナー看板講師は不在だが、上原広嗣先生など現役弁護士の講義は好評。
STUDYing看板講師は不在だが、小村先生・小倉先生ともに安定感がある。

司法試験予備試験の予備校で有名なのは、伊藤塾の呉先生資格スクエアの高野先生アガルートの北斗先生です。

講師との相性もあるでしょうが、看板講師が在籍している予備校の質はかなり高いです。

特に伊藤塾のように実務を交えて解説する講義は、難しい法律の内容を具体的にイメージできるのでわかりやすいです。

受講生から役立ったと評価が高かったのは伊藤塾の伊藤塾長とアガルートの北斗先生の講義でした。

教材・テキスト

難しい法律の知識を覚えなくてはいけない司法試験予備試験では、テキストの見やすさ読みやすさが重要になります。

評価の高いテキストを選ぶことで、効率的に知識を増やすことができます。

予備校教材・テキスト
アガルートフルカラーでポイントがまとまった見やすい構成が受講生から好評。
講師が講義に合わせて作成しているのでわかりやすい。
教材の質はNo.1との呼び声も高い。
資格スクエアポイントを絞った教材で無駄のない学習ができる。
オンラインレジュメが高評価。
伊藤塾出題範囲をほぼカバーしているテキスト。
ただし膨大な学習量になるため、ポイントを絞った勉強は難しい。
辰巳法律研究所数多くの書籍を出版しているだけに質が高い。
ボリュームも手ごろな量になっている。
STUDYingオンラインが使いやすく優秀。
コスパの高さはピカイチ。
LEC長年の実績を活かした教材でポイントが良くまとまっている。
Wセミナー図表が多く見やすい構成で内容もまとまっているので覚えやすい。

全体的に教材の質は高いのですが、どこまで網羅しているかが選ぶポイントになります。

バイブルと呼ばれる伊藤塾の教材は全て覚えれば合格に一番近いのですが、圧倒的に量は学習者の心を折ることもあるようです。

ポイントを絞っている教材として、資格スクエアと辰巳法律研究所は質と量のバランスが良くおすすめです。

STUDYingはオンライン特化だけに、ITを駆使した工夫が好評です。

一番のおすすめはアガルートで、フルカラーテキストとポイントを絞った内容は効率よく学習する手助けになります。

実績

合格者数は予備校の質の高さの証明ともいえます。

講師や講座との相性もあるでしょうが、やはり数字が高い予備校は信頼度が高くなります。

予備校司法試験の合格実績
伊藤塾1,137名
アガルート669名(47.8%の合格率)
LEC1993年~2021年の合計が5,274名
資格スクエア非公開(合格者の声あり)
STUDYing非公開(合格者の声あり)
Wセミナー非公開(合格者の声あり)
辰巳法律研究所非公開(合格者の声あり)

合格実績に関しては、伊藤塾とアガルートが合格者数を公表して数字が高いです。

LECも老舗の予備校なので実績はあるのですが、ここ数年の正確な数字が公表されていないのが気になるところです。

その他の予備校は合格実績を公表していませんが、合格者の声(体験談)を掲載している予備校は実績はあるので講義や講師の質で検討する価値があります。

数字だけを見ると伊藤塾が圧倒的ですが、ここ数年のアガルートの伸びも目を見張るものがあります。

費用

司法試験・予備試験の合格に予備校は必須と言われています。

ただ費用は安いものではなく、100万を超える費用の予備校もあり簡単に決めることはできません。

各予備校のメインとなるコースの費用(全て税込)を比較したので参考にしてください。

予備試験の講座費用

予備校費用
STUDYing89,100円~123,200円
Wセミナー418,000円~752,000円
LEC448,800円~739,200円
辰巳法律研究所468,000円~542,600円
資格スクエア659,780円~703,780円
アガルート714,560円~1,865,710円
伊藤塾1,148,000円~1,324,900円

司法試験の講座費用

予備校費用
STUDYing108,900円
Wセミナー99,000円~126,000円
資格スクエア195,000円~225,000円
辰巳法律研究所91,300円~249,500円
LEC202,400円~385,000円
アガルート280,170円~483,120円
伊藤塾1,148,000円~1,364,900円

予備試験と司法試験を合わせた費用相場としては、80万~140万ほどの考えておくとよいでしょう。

伊藤塾は他の予備校と比較して費用が高いですが、通学型ということと合格実績が高いので予算があれば検討の価値があります。

アガルートと資格スクエアは通信講座で比較的価格帯も近く、どちらもカリキュラムとサポートの質が高くおすすめです。

LECとWセミナーは通学型で大手の実績を考えるとコスパは高いです。

STUDYingは圧倒的に安いのですが、受講生の添削フォローなどのサポートがありません。

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