司法試験予備試験の試験日程・受験資格

司法試験は、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)となるために合格が必要な国家試験です。

司法試験を受験するには、以下の2つのどちらかを満たす必要があります。

司法試験の受験資格
  • 法科大学院課程の修了者
  • 司法試験予備試験の合格者
目次

法科大学院の課程を修了するには

法科大学院課程の修了には、法科大学院に入学して2〜3年のカリキュラムを修了する必要があります。

修了することができれば、司法試験の受験資格を得ることができます。

最低でも2年以上の年月が必要になるため、学生以外の方には司法試験予備試験を合格するルートをおすすめします。

最近では法科大学院課程の学生も、同時に司法試験予備試験を受験して、合格したら一足早く司法試験を受験するケースも増えています。

司法試験予備試験とは

司法試験予備試験とは、司法試験を受験するにあたり「法科大学院修了程度の知識・能力があるかを判定する試験」になります。

予備試験に合格することができれば、法科大学院を終了していなくても司法試験の受験資格を手に入れることができます。

司法試験予備試験の受験資格

司法試験予備試験に受験資格はありません。

誰でも受験できるため、社会人の方や学生の方など様々な人が受験しています。

司法試験予備試験 日程

予備試験には3つの試験(短答式試験,論文式試験,口述試験)があり、順番に合格しないと次の試験を受けられません。

口述試験に合格できれば、翌年から司法試験を受験することができます。

短答式試験

令和4年5月15日(日)

論文式試験

令和4年7月9月(土)、10日(日)

口述試験

令和4年11月5日(土)、6日(日)

試験公告令和3年11月8日
願書交付令和4年1月4日~28日
願書受付令和1月17日~28日
短答式試験令和4年5月15日
短答式合格発表令和4年6月2日
論文式試験令和4年7月9日、10日
論文式合格発表令和4年10月20日
口述式試験令和4年11月5日、6日
最終合格発表令和4年11月17日

司法試験の日程

参考までに司法試験の日程は以下になります。

日付試験時間試験内容
5/119:30~12:30(3時間)論文式 選択科目
5/1113:45~15:45(2時間)論文式 公法系科目第1問
5/1116:30~18:30(2時間)論文式 公法系科目第2問
5/1210:00~12:00(2時間)論文式 民事系科目第1問
5/1213:15~15:15(2時間)論文式 民事系科目第2問
5/1216:00~18:00(2時間)論文式 民事系科目第3問
5/149:30~11:30(2時間)論文式 刑事系科目第1問
5/1412:45~14:45(2時間)論文式 刑事系科目第2問
5/1510:00~11:15(1時間15分)短答式 民法
5/1512:00~12:50(50分)短答式 憲法
5/1514:15~15:05(50分)短答式 刑法
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