社労士の独学におすすめのテキスト【人気の参考書を比較】

社労士の独学はテキスト選びに悩んでいるなら、効率よく学習できるテキストを選ぶことが重要です。

現在、出版されている社労士のテキストは多く、どれがおすすめなのか悩んでいる方も多いと思います。

これから社労士試験に挑む方へ、社労士の合格者が役に立った参考書を紹介します。

目次

みんなが欲しかった!社労士 合格のツボ

  • 問題数が豊富
  • Basicは基礎固めに最適
  • 要点が整理できる
  • 持ち運びに便利
  • オリジナル問題が役立つ

「TAC出版の合格のツボ」は、社労士試験の択一対策問題集で一番のおすすめです。

ボリュームがあるので、通勤時間や入浴時などのスキマ時間に学習すると効率よく勉強できます。

テキストは、「Basic」と「Step up」の2つの構成になっています。

Basicを繰り返して解いて力をつけてから、Step upに取り組むのがおすすめの勉強法です。

Basicは論点が明確にされており基礎力を付けるにはもってこいの内容になっています。

Step Upは細かすぎる論点が問われているため、なかなか解けない(何回も間違えてしまう、自信をもって回答できない)問題が多いです。

ですが、最近の本試験ではStep Upのような細かすぎる論点も出題される傾向が出ていますので対策が必要です

問題の構成は左側に問題、右側に解答と一般的な一問一答式の問題集となっています。

解説には、かなり重要な要点がまとめられています。

付録としてシールが3種類あり、それぞれなぜ間違ったのかを区別するために用います。

インプット不足で間違った「本気でミス」、キーワードを見落としたのが原因の「うっかりミス」、毎回間違えてしまう「よくやるミス」を貼ることによりなぜ間違ったのかがわかり便利です。

また、問題量もかなり豊富で、過去問をリメイクしオリジナル問題で構成されています。

本試験で問われた論点をしっかりと抑えて整理されています。

また、解説にも重要事項を「大事」「これも覚える」「ひっかけ注意」と書かれているので要点が理解しやすいです。

また「解きなおシール」というのが付いていて、これを活用すれば自分が苦手な問題も一目瞭然なので解きなおす時に役に立ちます。

みんなが欲しかった! 社労士の教科書

  • フルカラーで図が豊富
  • 講義形式で読みやすい
  • 資格学校大手TACが出版
  • 重要事項がわかりやすい

TAC出版から出ている「みんなが欲しかった! 社労士の教科書」も、社労士の独学におすすめのテキストです。

Twitter等のSNSでは参考書はこれ1冊で十分だったという声もあるほどの人気です。

テキストの量は1000ページ程とボリュームがありますが、これは他の社労士試験の参考書と比べて変わりません。

テキストの内容ですが、初学者でも理解できるように丁寧、簡潔な説明でまとめられています。

フルカラーや図なども豊富で初心者にも理解しやすく、説明も講義風に書かれており頭にも入りやすいです。

赤シートも付属していますので、重要な語句も覚えることもでき選択対策にもなります。

過去の本試験で出題されたところや、法改正があったところにはマークがつけられているので、どこに力を入れて読むところかの区別がしやすいです。

章の終わりごとに簡単なミニテストもあり、理解度を確かめることができます。

ただしミニテストだけで合格は難しく、理解度の定着を図るためには同じシリーズの問題集や過去問等を購入することをおすすめします。

社労士試験は範囲がかなり広いため法改正も数多くあるため、TAC出版のホームページを時々確認して、法改正に合わせてテキストの中身を自分で訂正する必要があります。

努力して一生懸命覚えた数字でも、法改正により大きく変わってしまいますので再度記憶する必要がありますが、社労士試験を受ける以上これは避けては通れない道です。

一般常識科目に関していえばこの参考書では若干情報が足りませんので、夏前にTAC出版から出される完全無欠の社労士という書籍を買ってカバーすることをおすすめします。

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